第1章|はじめに
ダイエットというと、どうしても「ひとりで我慢するもの」というイメージがあります。
ところが、コロナ禍以降、私がフルリモートとなり、昼食は内食が中心になりました。
その結果、今回の昼食編では、自然と家内との共同作業になっていきました。
昼食は基本的に家内が用意してくれています。
だからこそ、私ひとりが勝手に判断しても、うまくはいきません。
そんな中、昨年の人間ドックが、ひとつの転機になりました。
第2章|昼食のBefore ― 判断軸がなかった頃
昼食を見直す前、我が家の昼ごはんには、明確な判断軸がありませんでした。
私がフルリモートになってからも、
「お腹が満たされること」
「手間がかからないこと」
が、無意識の基準になっていたように思います。
麺類、カレー、チャーハン、焼きそば。
どれも美味しく、作りやすく、昼食としては定番のメニューです。
ただ、今振り返ると、
体にとってどうか
毎日続けたときにどうなるか
という視点は、ほとんどありませんでした。
私も、昼食を作ってもらっている立場です。
しかも、単身赴任時代に、仕事の合間に自分で作っていた手抜き料理より、
はるかにおいしいし、栄養価も高そう。
正直なところ、
とても口を挟めるような状況ではありませんでした。
悪いわけではない。
けれど、「考えて選んでいる」状態でもなかった。
そんな昼食が続いていました。
第3章|人間ドックをきっかけに、2人で相談することにした
そんな日常を見直すきっかけになったのが、昨年の会社の健保組合提携の人間ドックでした。
春に受診するとキャンペーンがあり、
検査費用が抑えられ、さらにデパートの食事券が2,000円分つく。
「どうせなら一緒に行こうか」
そんな軽い気持ちで、家内を初めて誘いました。
ところが結果を見てみると、
家内のコレステロール値も、やや高め。
ここで初めて、
「これは私ひとりのダイエットの話ではないな」
と感じました。
そこから、2人でChatGPTに相談しながら、
昼食の判断軸を作ることにしたのです。
そこで一度、
それまで何気なく食べていた昼食を、
ChatGPTと一緒に整理してみることにしました。

この整理をもとに、
私たちは「昼食の判断軸」を決めていきました。
第4章|昼食で決めた「判断軸」
私たちが最初に決めたのは、
完璧なメニューではなく、続けられる判断軸でした。
具体的には、次のようなルールです。
判断軸
- 主食は、できるだけそばを選ぶ
- そばは、とろろそばにすることが多い
- 揚げ物は、昼食では基本的に外す
- 肉は、脂身の多い部位を避け、鶏むね肉を中心にする
- カレーのご飯は、白米からもち麦・玄米ブレンドに切り替える
- チャーハンは作らない
どれも、極端な制限ではありません。
「食べてはいけない」ではなく、
「こちらを選ぼう」という判断軸です。
以前、ある本で読んだ話に、
とても似ていると感じました。
アマチュアのテニスの試合では、
派手なスマッシュで点が決まることは、実はあまりありません。
多いのは、
相手のミスによって入る点です。
つまり、
勝つ人は「一発の正解」を狙う人ではなく、
ミスを減らした人なのだと。
ダイエットも、同じだと思います。
完璧な一食を狙うより、
大きく外さない昼食を積み重ねる。
家内とはもう40年近く一緒にいるので、 価値観は似てくるのだなと思った瞬間です。
第5章|判断軸を変えたら、昼食が楽しくなった
判断軸を決めてから、意外だった変化があります。
それは、料理のアレンジが増えたことでした。
制限をかけると、食事は窮屈になる。
そう思っていましたが、実際は逆でした。
そばでも、
とろろ、山菜、きのこ、たんぱく質の組み合わせで変化が出る。
肉も、脂身を減らすだけで、
味付けや調理法に工夫が生まれます。
何より、
我慢している感覚がありません。
昼が近づくと、
「今日は何を作ろうか」
そんな会話が自然と増えました。
昼食が、
単なる栄養補給から、
楽しみな時間に変わっていったのです。
第6章|まとめ:正解のメニューは、人によって違う
今回の昼食編で、あらためて感じたことがあります。
正解のメニューは、人によって違う。
大切なのは、
体のデータをもとに、
自分なりの判断軸を持つこと。
それは、体重の増減に一喜一憂しないためでもあり、
長く続けるためでもあります。
私たちは、平日は家内に手間をかけているので、
土日の昼には外食に行きます。
これは、
「ご飯を自分で作らなくてもいい」という、
ちょうどいい息抜きでもあります。
また、どちらかが、油が切れてきて、
「たまには焼き肉が食べたい」
「とんかつが食べたい」
と思うこともあります。
そんな時は、躊躇なく行くようにしています。
ただ、そんな時でも、
判断軸が頭に刻み込まれているので、
自然と70点を取れる選び方をしてしまいます。
次回は、
この判断軸をどうやって作り、
どう調整していくのか。
人間ドックの数値と向き合いながら、
もう一歩踏み込んで考えていきます。
定年後の準備は第2の人生へのプレゼント。さあ始めましょう。
関連記事 3選

ダイエットを「気合」や「我慢」ではなく、
判断と仕組みに任せることにした理由をまとめた記事です。
今回の昼食編の考え方は、ここから始まりました。

外食中心の生活でも、
「何を食べるか」ではなく「どう選ぶか」で迷わなくなった話です。
昼食の判断軸は、外食でもそのまま使えます。

判断軸を持つと、
店に入ってから迷わなくなります。
実際に3つの外食チェーンで、どんな選び方をしたのかをまとめました。

定年準備中の64歳サラリーマン。
実体験をもとに、定年後のお金・健康・暮らしについて発信しています。 同じ立場の方が、少し楽になるヒントを届けたい。

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