【後編】眠気と戦い、YouTubeに救われた。FP3級 独学合格までの全記録

学習

「60代からでも、本当に資格が取れるのか?」

そんな半信半疑な気持ちで始めたFP3級の勉強。1ヶ月半の独学生活を経て、無事に合格点を手にした今、はっきり言えることがあります。

ネットとYouTubeがあれば、60代でも独学で十分合格できます。

この記事では、私自身が実践した勉強方法や使った教材、失敗談から、2024年導入のCBT試験(パソコン受験)のリアルな体験談まで、すべてお伝えします。


第1章:効率がすべて。独学で合格を目指すなら「動画×模試」が最強

 私の場合、通学スタイルのスクールも検討しましたが、移動時間と2〜3万円の費用を考えると本業もあるので「そこまでしなくてもいいかな」と感じました。何よりも大事にしたかったのは“効率”です。

そこで選んだのが、自宅学習×(YouTube講義+模試)というスタイル。

最初はテキストも買いましたが、正直なところ「眠くなる…」。体系的ではあるものの、実務に直結しない説明や、単調な文章が多く、悲しいかな集中力が持ちません。

その点、YouTube講義は違いました。

  • 音声と映像、時々入る講師の突っ込みで楽しみながら理解しやすい
  • なぜそうなるか?という背景まで教えてくれる
  • 通勤や散歩などスキマ時間にも見られる

という三拍子で、“丸暗記に頼ることなく、腹落ち”しながら知識が定着していく感覚がありました。

FP試験は「学科(30問)」と「実技(20問)」の2部構成で両方での合格が必要なります。勉強の比重はおよそ8:2。つまり、学科をしっかり抑えればOK。試験慣れを意識して、学習の後半は模試に力を入れました。


第2章:爆速で合格ラインへ。成果を出した教材とやり方、そして小さな失敗

私が実際に使ったのは、YouTubeの「ほんださんのFPキャンプ」。

これが大正解でした。

  • 講義内容はテキスト本の半分程度に凝縮(時間と労力を大幅に節約)
  • 試験に出るポイントに絞って教えてくれる
  • なぜその法制度になっているのか?を説明してくれるので記憶に残る

しかも、わずか990円。広告なしのYouTube講義に加えて、300問もある一問一答テストや、CBT試験形式の模試も体験でき、コスパは最強でした。

勉強の流れとしては、以下のように進めました:

  1. 1週目〜3週目:動画講義を2周+一問一答模試
  2. ラスト1週間:一問一答模試+CBT形式の模試を繰り返し実施
  3. 1日平均2時間前後の学習時間を確保

唯一の反省点は、「余裕をみて1ヶ月半も準備期間をかけたこと」。

結果論ではありますが、3〜4週間の短期集中でも合格は十分狙えたと思います。実際、3週間目位で模試はほぼできていたので、深追いしすぎた感もありました。

ただし、YouTube講義にはまったく出てこない問題もいくつか出題され、面食らいましたが合格ラインは6割。全部覚える必要はない、という割り切りも大切だと感じました。


第3章:CBT試験完全攻略。2024年からの新形式のリアル

 2024年からFP試験は全国的にCBT(Computer Based Testing)方式に移行しました。実際に受けてみて感じたことは、「これ、慣れてないと戸惑う人も多いだろうな」という点です。

試験会場は、TOEICやIT系試験でも使われる個別ブース形式のワーキングスペースのような環境。受験者はFP試験以外の人も混在しています。

  • 持ち込み品はすべて禁止(ポケットは空に)。私物はロッカーに収納。
  • 計算機はPC内蔵型のツールを使用
  • メモ用紙1枚とボールペンは備え付けを使用

これ、アナログ世代にはなかなか厳しい条件ですよね。でも、事前に爆速講義内のCBT模試を2回ほどやっていたおかげで、本番でも焦ることはありませんでした。

時間配分についても安心です。

  • 学科:30問90分 → 実際は30分で解き終えた
  • 実技:20問60分 → 実際は25〜30分で終了

余裕をもって見直しができるので、時間に焦る必要は全くなし。むしろ落ち着いて正確に答えることが大事です。


第4章:大人の達成感。合格の瞬間と心に残ったもの

試験終了後、すぐに画面に点数が表示され、プリンターから結果が出てきます。

ドキドキしながら確認した結果──

学科:60点満点中53点(合格)
実技:100点満点中90点(合格)

おかげさまで、両方とも無事に合格ラインを超えることができました。

思えば、こうやって試験を受けるのは20年以上前のTOEIC受験以来。
「この歳でも、ちゃんと新しい知識が身につく」
──そんな実感が、一番のご褒美でした。

FP3級の内容自体は、まだまだ基礎の段階。
でも、お金に関する全体像がうっすら見えるようになり、「教養課程としての完成度」は高いと感じます。


第5章:60代こそ、学び直しのゴールデンタイム

今回あらためて感じたのは、「学び直しにはタイミングがある」ということ。

50代や60代に差しかかった今こそ、お金の知識を“体系的に”学び直す絶好のチャンスだと思います。

そしてもう一つ大事なのは、「どの情報に軸足を置くか」という姿勢。

ネット上には、断片的な情報が溢れています。YouTube、SNS、ブログ…でも、FPという“国家資格”の教養が一つあるだけで、情報の正誤を自分で判断できるようになるんですね。

知識があると、迷わなくなる。
迷わなくなると、不安が減る。

これは、定年後の暮らしにとってすごく大きいことです。


最後に:あなたも受けてみませんか?

もしこの記事を読んで「ちょっとやってみようかな」と思ったら、ぜひ挑戦してみてください。

教材も、環境も、今はすべてネットで手に入ります。

眠気に負けそうになっても、YouTubeが背中を押してくれる。
あなたの“再スタート”を支えるのに、FP3級はきっといいパートナーになります。

定年後の準備は第2の人生へのプレゼント。さあ始めましょう!

✅関連記事

前編:50代・60代にこそ必要な「散らばる知識」を一冊に集めるファイナンシャルプランナー試験 👉https://saratei.com/fp-knowledge-50s-60s/

コメント

タイトルとURLをコピーしました