第1章 実家の片づけで気づいた「見えない荷物の山」
親が老人ホームに入居したのをきっかけに、私は実家の片づけを手伝いました。
正直なところ、「普段からきれいに暮らしているから、大した荷物はないだろう」と思っていました。母は認知症の気配もなく、生活も規則正しい。部屋を見渡しても散らかってはいません。
ところが――収納の扉を開けた瞬間、驚きました。
押し入れや天袋、棚や引き出しには、上から下までぎっしりと荷物が詰まっていたのです。
来客用の布団や着物、贈答品のタオルやシーツ、食器類。そして、何十年も前の私の中高の制服や工作の作品まで。もちろん兄弟の分も数十年そのまま残されていました。
3階建ての大きな家。収納が多い分「いつか使うかも」とため込みやすかったのでしょう。結果として、見えないところに“モノの山”ができあがっていたのです。
第2章 片づけの現実――200万円か?筋肉痛か?
業者に依頼した場合の見積もりは200万円近く。母の今後の生活費を考えると、とても頼める金額ではありません。
そこで家族と協力し、1週間かけて分別作業をしました。燃えるゴミ、燃えないゴミ、リサイクル、粗大ゴミ……。3階の階段を荷物を持って何十回も往復し、筋肉痛になりながら汗だくで仕分けを続けました。
結果は2トントラック3杯分の大量のゴミ。分別を徹底したおかげで処分費用は見積額の1/10程度に抑えられました。
「収納の奥に、これほどの荷物が眠っていたのか」と呆然としたのを覚えています。
この経験を通じて痛感したのは――片づけは残された家族に大きな負担になるということです。
第3章 自分の家も同じかもしれない
実家の片づけをしながら、自分の家を振り返りました。
「ゴミ屋敷ではないが、ミニマリストでもない」――まさにその中間です。
例えば、
- いつか痩せたら着るつもりの服
- 壊れたまま捨てられないパソコンやスマホ
- 二束三文にしかならない古い本や雑誌
気づけば使っていないものが家のあちこちに眠っています。
「まだ使えるかも」「捨てるのはもったいない」――そんな気持ちがブレーキになっていました。
けれど、もし自分が突然倒れたら……。残された家族は、実家の片づけと同じように苦労することになる。そう考えると、胸が痛みました。
第4章 不用品は“お金”に変えられる
そこで思いついたのが「どうせ捨てるなら、フリマアプリで売ってみよう」という発想です。
タンスの奥の服や使わない家電、本、食器。新品同様でなくても、誰かにとっては「欲しかったもの」になるかもしれません。
売却すれば収納が空いて家が広くなるだけでなく、お小遣いも入る。まさに「暮らしをキャッシュ化」することができます。
実際、メルカリの利用者は約2,279万人(2025年6月期決算資料)と、日本人の6人に1人の規模。売れやすい環境が整っています。
第5章 メルカリ活用のすすめ
実際に使ってみると、スマホ1台で出品から取引まで完結するのに驚きました。写真を撮ってAI提案をベースに説明文を整えればすぐ出品でき、購入者とのやり取りもアプリ内で完結。
売れやすいジャンルは、
- ブランド服やスポーツ用品
- 小型家電
- 本や参考書
- 贈答品のタオル・食器
発送も簡単です。QRコードをコンビニで提示すればラベルが印刷され、そのまま貼って出荷できます。
「不用品処分」と思うと気が重くなりますが、「キャッシュ化」だと思うと楽しく続けられるのです。
第6章 私がしている一工夫
ここでメルカリ初心者の私がしている一工夫をお話しします。過去1年間で45製品を販売。
①写真は明るさが命
写真は商品の顔。”明るく生き生きと見せる事”が大事だと思っています。以下の事を実践しています。
- バック(背景)は白。私はベットの上に掛け布団で台を作り、白いタオルケットを敷いてその上に商品を置き撮影しています。👇ここが私のミニスタジオ。

- スマホで商品を撮影後、”写真の調整”を簡単にしています。 iphoneでしたら写真の下にある調整からはいり、 A、自動→右に5~10目盛、明るく。 B、露出→右に5~10目盛、明るく。 C、明るさ→右に3~5目盛り、明るく。 明るくしすぎると白く飛んで質感がなくなるのでギリギリまで明るくするのがコツです。
また、トリミングで余白を消してアップにしています。調整前と調整後でこんなに違いがあります。

②価格は高めにつけて徐々に下げていく。
値下げはいつでもできるので、手残りを最大化するには、まずは価格は少し高めに設定します。 今年の前半までは”毎日自動\100円値下げ機能”というものがあり、下げると上位表示され、手間いらずで非常に便利でした。
しかし、現在はアルゴリズムが変更されておりその便利機能が使えなくなりました。値下げと上位俵に関してはこんな事がわかっています。
- 最初の1回は有効で、新着扱いにより上位に表示される可能性は高いです。
- 1日1回程度の値下げは、場合によっては効果ありですが、必ずではありません。
- 毎日の手動値下げは逆効果のリスクが高いため、現在ではおすすめできません。
私はとりあえず、見に来る方が増える土日に手動で\100下げて”いいね”が増えてくる様子をみています。不用品販売なので早く売ろうと焦らないことが手残りを最大化することだと思っています。
③値下げ依頼のメールの対応策
- 5%以内の依頼には応じています。
- 10%を超える依頼には断らず”この位でしたらいかがですか”とゼロ回答はしていません。
④顧客向け用途提案
そのまま製品をPRするのではなく、使用する顧客が多そうな用途をChat GPTと相談しながら提案しています。
例えば24型テレビだったらそのままのPRでは今、見る人が減っているので訴求力が低いです。であれば”HDMI端子がついているのでPCのサブモニターとして使えますよ”といった具合です。
⑤売れないだろうという思い込みを捨てる
”きっと売れないだろうという”という自分の予想に反して高く売れたのは2年間履いたフットジョイのゴルフシューズでした。\15,000円位で購入して、60ラウンド位プレーしましたが、なんと\7,000で売れました。
それまで”人が履いた靴なんてだれも履きたくない”と思いこんで過去、20足以上捨ててきました。もちろん、靴の汚れとリクリームや艶出しクレームで磨きましたが、その作業も10分ほど。この販売は大きなモチベーションになりました。
私が参考にした本です👇初心者向けに、プロフィールや商品タイトル、説明文の書き方など、実際に売れるための“すぐ使える”コツがまとめられています。メルカリ出品の基本をざっくりつかむにはピッタリです。

初心者でもすぐ売れる! メルカリかんたん出品ガイド
第7章 定年前に“家を軽くする”ことの意味
定年前に不要品を整理しておくことは、
- 家族への負担を減らす安心感
- 住空間が広がり、気持ちも軽くなる
- 副収入につながり、買い物の意識も変わる
この3つのメリットがあります。
まとめ
実家の片づけで学んだのは、モノは知らぬ間に増え続け、最後には家族の負担になるという現実でした。
だからこそ、定年前の今こそ、少しずつでも「家を軽くしていく」ことが大切です。
片づけは「捨てる」だけではなく、「暮らしをキャッシュ化」できる時代。
メルカリを上手に使えば、家も心もスッキリし、定年後の暮らしの準備につながります。
定年後の準備は第2の人生へのプレゼント。さあ始めましょう!
ご参考にした本(初心者向け)
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定年準備中の64歳サラリーマン。
実体験をもとに、定年後のお金・健康・暮らしについて発信しています。 同じ立場の方が、少し楽になるヒントを届けたい。


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