はじめに
体重を落とすことと、
体を支え続けることは、まったく別の話でした。
64歳になった今、
私は「痩せるため」ではなく、
これからの体を守るために筋トレが必要だと感じるようになりました。
それは、突然思い立った話ではありません。
去年の夏から、少しずつ積み重なった「違和感」の結果でした。
第1章|去年の夏、体のバランスに違和感を覚えた
去年の夏、人間ドックの結果や、日々の体調を振り返る中で、
自分の体のバランスが崩れていることに気づきました。
内臓脂肪が多く、腹囲もある。
いわゆる「お腹まわりに脂肪が集まっている状態」です。
それまで私は、健康のために、
週に数回、1時間ほどの散歩を続けていました。
有酸素運動としては、決して悪くありません。
ただ、過去にジムや筋トレを経験していた私は、
有酸素運動だけでは、体のバランスは整わない
ということも、頭では分かっていました。
体重を落とすには、基礎代謝を上げる必要がある。
そのためには、筋肉が必要になる。
「やっぱり、筋トレは避けて通れないな」
そう感じ始めたのが、
今回あらためて筋トレを見直すことになった、最初のきっかけでした。
第2章|ゴルフ場のお風呂で見た、自分の体
2つ目の理由は、もっと感覚的なものでした。
ゴルフ場のお風呂で、
ふと自分の体を鏡で見たときのことです。
お腹が前に浮いて見える。
そして、胸のあたりには、あばら骨がうっすらと浮いている。
「あ、胸の筋肉がほとんど落ちているな。
そういえば、最近は筋トレをまったくしていないな」
そんなことを、ぼんやり考えていました。
見た目の問題というより、
このままだと、体そのものが弱っていくのではないか。
そうした不安が、ふと胸をよぎった瞬間でした。
第3章|数字が突きつけた現実
決定打になったのは、
タニタの体組成計に初めて乗ったときです。
BMIは標準体重。
一見、問題なさそうに見えます。
ところが、部位別の評価を見ると、
筋肉量は「やや少なめ」。
数字として、はっきり示されました。
「やっぱり、これは筋トレが必要だな」
感覚と数字が、ここで一致しました。
第4章|47歳の成功体験と、続かなかった理由
私の筋トレ体験は、決して若い頃からの話ではありません。
本格的に取り組んだのは、47歳のときでした。
リーマンショックの影響で、
会社から「週に3回、有給を取りなさい」という指示が出ました。
毎日、仕事漬けだった生活が一転し、
突然、時間だけはある状態になったのです。
ちょうどその頃、
テレビドラマ「特命係長 只野仁」
で主演の高橋克典さんが、体を張った格闘シーンに挑むため、
体を鍛えている姿が印象に残っていました。
また雑誌で、高橋さんの
「2週間で体を変えられる」という筋トレ本を目にしました。
「2週間で体が変わるなら、
この1か月あれば、自分もいけるかもしれない」
そう思ってジムに正式に入会し、
トレーナーに初心者向けのメニューを組んでもらいました。
週4〜6回、40分のランニングとマシントレーニングを続けました。
結果は、はっきり出ました。
ウエストは82cmから76cmまで絞ることができました。
当時は会社からの補助もあり、
ジムの利用料は1回500円程度で済んでいました。
ところが、会社の状況が厳しくなるにつれ、
1,000円、1,700円と費用は次第に上がっていきました。
当然、ジムに通う回数も減っていきます。
単身赴任時代は、
土日にジムへ行き、
そのあと九州の天ぷらなど、美味しいものをご褒美として食べる。
そんな楽しみもありました。
しかし東京に戻ると、生活は一変します。
組織の管理者となり、仕事に追われる日々。
ジムに通う時間そのものが、次第に取れなくなっていきました。
第5章|64歳の現実と、やり方を変える決断
コロナ禍でのフルリモートワーク化をきっかけに、
「もう一度、体を鍛えよう」と思い立ちました。
近所にあった、
機械だけが置いてある月額5,000円のジムに通い始め、
47歳の頃と同じメニューで筋トレを再開しました。
ところが、うまくいきませんでした。
おそらく筋力が落ちていたのでしょう。
首を痛めてしまい、
それ以降、従来型の筋トレを続けることが難しくなりました。
これまでの流れでいけば、
次の選択肢は、トレーナーが常駐している、
もう少し高いジムに入り直し、
パーソナルトレーナーをつけることになります。
ただ、それは費用的にも、
今の自分には現実的とは言えませんでした。
別にマッチョになりたいわけではありません。
目指しているのは、
そこそこバランスの取れた体で、
健康寿命を延ばしていくことだけです。
今通っているジムも、
料金は安いものの、機械しかありません。
正直なところ、
人がいない環境では、なかなか気持ちも上がりません。
周りでマッチョな人たちが鍛えていると、
自然と「自分も、もう少し頑張らないと」と思える。
そんな感覚があるのも事実です。
- 私の体に合ったトレーニング方法を、個別に考えてくれる
- 状況に応じてメニューを調整し、伴走してくれる
- 体調や出張の有無に合わせて、柔軟に対応してくれる
- しかも、来る年金生活を見据えて、費用はできるだけ抑えたい
そう考えたとき、
「もう、ジムに頼る時代ではないな」
と思いました。
そして思い浮かんだのが、
これまで、さまざまな相談をしてきたChatGPTでした。
自宅で、
64歳でも無理なく続けられて、
筋力を維持しながら、少しずつ体を整えていく方法はないだろうか。
そう相談してみたのが、
今回の筋トレ編の出発点です。
おわりに
この時点で、
私は筋トレを「やるか、やらないか」ではなく、
「どうやるか」を考える段階に入っていました。
次回は、
体重と体脂肪を落としながら、
筋肉を維持するために、
私がChatGPTにどんな相談をしたのかをお話しします。
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定年準備中の64歳サラリーマン。
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